こんにちは。織山 万梨子です。
2019年最後の牧阿佐美バレヱ団本公演「くるみ割り人形」が無事に終演いたしました。
年末のお忙しい中、寒い中ご来場いただきました皆さまに、心温まる時間を過ごしていただけていれば幸いです🎄
私にとって牧阿佐美バレヱ団の「くるみ割り人形」は、6歳の時にコックさん役として初舞台を踏んだ場であり、三谷版初演のクララを務めさせていただいたり、2011年に金平糖の精として主役デビューさせていただいた演目であり…思い出と思い入れがいっぱいの特別な舞台です。
このくるみの舞台無しではクリスマスを迎えられない、年を越せない気がしています。お客さまの中でも、同じように毎年観に来てくださっている方もいらっしゃるようで、日本でもクリスマス=「くるみ割り人形」というのが定着してきているようで、嬉しく思います。(牧阿佐美バレヱ団では1963年以来、毎年「くるみ割り人形」を上演しています。)
今回の舞台には子役として自分が指導している生徒が沢山出演していて、自分が子役だった頃に憧れていた先輩方の姿を思い出し、今は自分がしっかり見本とならなくてはと気を引き締められました。
今年から、カーテンコールの後半でスマートフォンでの撮影が可能になりました✨
舞台上にカラフルな紙吹雪と風船が降り注ぎ、達成感いっぱいの私たちの姿を撮影してくださり、こちらも嬉しかったです。
故デヴィッド・ウォーカーさんの遺作となった格調高く豪華な舞台美術とお衣裳を、是非撮影されたお写真でじっくりとご覧いただきたいと思います。
お客さまも、出演者も、子どもから大人まで全員が楽しめるこの素敵な「くるみ割り人形」、是非また来年も観にいらしてください!
(↑来年はネズミ年ですので、より一層パワーアップして戦いに来ると予想されます。)
牧阿佐美バレヱ団の次回本公演は、3月14日(土)・15日(日)に文京シビックホールにて上演いたします、ローラン・プティ振付「ノートルダム・ド・パリ」です。
「くるみ割り人形」とはガラッと違ったテイストの作品であり、牧阿佐美バレヱ団のレパートリーの中でも私個人として一番大好きな作品です!
どうぞ楽しみにしていてください。