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牧阿佐美バレヱ団 2019年公演まとめ <事務局>

2019年もいよいよおしまい。ということで牧阿佐美バレヱ団2019年の公演をまとめてみました。

思い出に残っている公演はありますか?

 

2019年1月 ロシア‘ウラジオストク’公演

2019年1月15日から、ロシアのウラジオストクにあるマリインスキー劇場プリモルスキー分館にて公演を行いました。

「飛鳥 ASUKA」を3回、「ガラコンサート」を1回の合計4公演。

 

公演詳細はこちら

https://www.ambt.jp/past2019/russia/

 

注目は何といっても「飛鳥 ASUKA」の海外上演。

・プロジェクションマッピングを用いた演出

・いにしえの都、大陸との交流盛んな国際都市・飛鳥を舞台にした物語設定

日本の全幕バレエが海外の方にどのように受け入れられるのか?ドキドキしながら始まった公演でしたが、チケットは連日完売となり、カーテンコールでは満員の客席からスタンディングオベーションと拍手喝采をいただきました。

「東洋の白鳥の湖だね!」とおっしゃって下さったお客様もいたとか。

ロシアのお客様に喜んでいただけたことをとても嬉しく思うと同時に、バレエという文化が深く根付いたお国柄を改めて強く感じることができました。

 

「飛鳥 ASUKA」(全幕)日本人キャストでの上演をいつか日本でも見てみたいですよね?

 

2019年3月 プリンシパル・ガラ2019

年明けに急遽発表されたX JAPANのYOSHIKIさんご本人が舞台上でピアノを演奏される、というお知らせ。

その時のお知らせがこちらでした。

 

『Anniversary』(作曲:YOSHIKI)の上演に際しまして、ピアノ演奏をYOSHIKIさんご本人に演奏いただくことが決定いたしましたのでご報告いたします。

YOSHIKIさんとはこれまでディナーショー「EVENING WITH YOSHIKI 2018」に牧阿佐美バレヱ団のダンサーが出演させていただいたことをきっかけに、クラシックコンサート「YOSHIKI CLASSICAL 2018」にも出演させていただくなど親交がございました。今回牧阿佐美バレヱ団で「プリンシパル・ガラ2019」を上演するにあたり、『Anniversary』のバレエ音楽としての使用をご依頼したことをきっかけに、当初はご本人による演奏は予定しておりませんでしたが、打ち合わせを重ねる中で急遽ご出演が決定いたしました。

2019年は天皇陛下がご退位される節目の年です。「プリンシパル・ガラ2019」は、当初より『時の彼方に~ア ビアント~』(ハイライト版)をメインに上演することが決定しておりました。加えて古今東西の著名な作曲家によるバレエ音楽もお楽しみいただける公演になるよう、かねてより演目を議論して参りました。

『時の彼方に~ア ビアント~』は芸術やスポーツをこよなく愛した故・高円宮憲仁親王殿下へのオマージュとして2006年に制作、牧阿佐美バレヱ団にて初演した作品です。

『Anniversary』は、1999年に天皇陛下がご即位されて10年をお祝いする式典の際にYOSHIKIさんが作曲・演奏された曲です。今回は牧阿佐美が新たにバレエ作品として振付させていただいたバレエ作品『Anniversary』(新作)として上演いたします。

YOSHIKIさんの音楽がバレエ作品として新たな命を吹き込まれることを、それをバレエをこよなく愛するお客様と、初めてバレエをご覧になるお客様にも喜んでいただけたら幸せに思います。

 

たくさんの方にお越しいただいた公演は、お祝いのムードに包まれた華やかな舞台となりました。

 

公演詳細はこちらから

https://www.ambt.jp/past2019/gala/

 

2019年4月 「NHKバレエの饗宴2019」

牧阿佐美バレヱ団は『ドン・キホーテ』第3幕を上演しました。

ロシア'ウラジオストク'公演『ガラコンサート』に続き、『プリンシパル・ガラ2019』でも上演した『ドン・キホーテ』第3幕。

華麗なるクラシック・バレエの醍醐味を味わっていただけたのではないでしょうか?

 

2019年6月 「リーズの結婚~ラ・フィーユ・マル・ガルデ~」

英国流の上質なユーモアで、のどかな田園の恋愛騒動を描く「リーズの結婚~ラ・フィーユ・マル・ガルデ~」。

1960年に英国ロイヤル・バレエ団で初演されるとたちまちロングランを重ねた人気の作品です。

日本では1991年に初めて牧阿佐美バレヱ団のレパートリーに加わり以降上演を重ねています。

 

この作品はバレエを初めてご覧になる方でも分かりやすく、笑って、驚いて、最後は温かい幸福感に包まれるコメディタッチのバレエ。

いつまでも心に響く美しいメロディーが心地よい余韻を残します。

「すぐにまた観たくなって2日目も当日券で来ました!」

とおっしゃって下さるお客様がたくさんいらっしゃったことも、とても印象的でした。

 

またいつか公演で見たい作品ですよね?

 

公演詳細はこちらから

https://www.ambt.jp/past2019/lafille/

 

2019年10月 「三銃士」

ゲストにスタニスラフスキー&ネミロヴィチ=ダンチェンコ記念 国立モスクワ音楽劇場バレエ団 シニア・プリンシパル ドミートリー・ソボレフスキーさんを迎えて上演された壮快な冒険物語。

ドラマに添うヴェルディの情感豊かなメロディーと、世界的な衣装デザイナー、アレクサンドル・ワシリエフの美しい衣装。

男性ダンサーのジャンプや剣さばきが舞台上で所せましと繰り広げられる決闘シーンも大いに盛り上がりました。

 

侍女コンスタンス、王妃アンヌの美しさと並んで印象的だったのは王妃を陥れる悪女ミレディ。

実はダンサーが踊ってみたい!と思う役でもあるんだそう。確かにちょっとハマってしまいそうですね。

 

公演詳細はこちらから

https://www.ambt.jp/pf-sanjushi2019/

 

2019年12月 「くるみ割り人形」

そして先日終わったばかりの「くるみ割り人形」。

57年目となる伝統の舞台は変わらずにクリスマスの感動を届けてくれました。

 

今年は新しい試みとして、3歳以上のお子様にご覧いただける公開リハーサルを行いました。

始めてバレエ公演を見るというお子様も多くお越しいただきました。

ステキなクリスマスの思い出になったことを願っています。

 

3歳からOK!こどものための公開リハーサル

https://www.ambt.jp/pf-kurumi2019/rehearsal/

 

写真は準備ができたらまたSNSやブログで配信していきますので、どうぞお楽しみに。

 

「くるみ割り人形」公演詳細はこちらから

https://www.ambt.jp/pf-kurumi2019/

 

お写真ではご紹介できませんでしたが、

2019年5月

トヨタコミュニティコンサート in 東京 俊友会管弦楽団 特別公演『ロメオとジュリエット』全幕

2019年7月

日生劇場 鑑賞教室「ニッセイ名作シリーズ2019」牧阿佐美バレヱ団『ドン・キホーテ』(全幕)

(中高生を対象とした鑑賞教室)

2019年8月

フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2019 洗足学園音楽大学(8/1公演)「オーケストラとバレエが織りなす夢物語」

プロコフィエフ:バレエ音楽「ロメオとジュリエット」 組曲から

2019年12月

洗足音楽大学 第5回バレエコース本公演「くるみ割り人形」

 

その他公演、コンサートへのゲスト出演等、たくさんの機会を通じて皆さまにお目にかかれたことを大変うれしく思っております。

 

 

 

さて、ざーっと振り返ってきた2019年。

2020年もとても楽しみな演目が揃っていますよ!

 

2020年

3月 ローラン・プティ振付「ノートルダム・ド・パリ」

6月 「ロメオとジュリエット」

10月 「眠れる森の美女」

12月 「くるみ割り人形」

 

2020年度公演ラインナップはこちらから

https://www.ambt.jp/ticket/nenkan/

 

各公演のみどころは随時ご紹介してまいります。

来年もどうぞお楽しみに☆

 

最後までお付き合い下さいましてありがとうございました。

来年もたくさんの公演でお会いしましょう!

良いお年を。