3月公演ローラン・プティ振付「ノートルダム・ド・パリ」まであと1ヶ月。
鑑賞前に知っておくと"ちょっといい"情報、今回は公演プログラムについてです。
1998年、牧阿佐美バレヱ団「ノートルダム・ド・パリ」日本公演 初演のプログラムがこちら。
なんとプティさんの直筆(!!)カジモドのイラストが表紙になっています。
よく見るとカタカナで書かれた「ノートルダム・ド・パリ」の文字が。
こちらもプティさんの直筆。とってもチャーミングな字ですよね。
裏表紙ではカジモドのイラスト全体をご覧いただけます。ちょっと心にくいです。
続いて、2000年公演時のプログラム。
表紙は第2幕 第12場 「悪夢‐大聖堂の襲撃」のシーン。作品を象徴する場面の一つです。
裏表紙はこちらもカジモドのイラストです。だんだんカジモドが可愛く見えてきました。
2003年、ローラン・プティ振付二つの名作「ノートルダム・ド・パリ」と「デューク・エリントン・バレエ」を連続上演した「ローラン・プティの世界」。その時のプログラム表紙もプティさん直筆のイラスト。この時はトゥシューズのイラストでした。
裏表紙も同じくプティさんイラスト。踊るダンサーたちが描かれています。なんて楽しそう!
独特なイラストのテイスト、そのスタイリッシュさにだんだんハマってきます。
2005年「大阪国際フェスティバル」で「ノートルダム・ド・パリ」を上演した時のプログラムがこちら。
ちなみに「大阪国際フェスティバル」上演の際は、
初日が「ノートルダム・ド・パリ」(全幕)
2日目は
「アルルの女」
「ノートルダム・ド・パリ」よりパ・ド・ドゥ
「若者と死」
「ピンク・フロイド・バレエ」(ハイライト版)
というかなり豪華な内容でした。
2006年のプログラムがこちら。
トリコロールのデザインが目を引きます。
2012年のプログラムがこちら。
初演時と同じカジモドのイラストに、ノートルダム大聖堂のステンドグラスをイメージした舞台装置のデザインを重ねています。
スタイリッシュな中にもどこか悲劇を予感させるデザインです。
そして2016年公演時のプログラムはこちら。
物語の舞台となるノートルダム大聖堂の絵が使用されています。
実は先日、昔から当バレエ団の「ノートルダム・ド・パリ」公演をご覧頂いていた方から、
「歴代のノートルダム・ド・パリ公演プログラムを持っているんですよ!」と教えていただき大変感動しました。
過去の公演プログラムの中面には、今回ご紹介した以外にもプティさん直筆の貴重なイラストなど掲載されていています。
今では手に入らない過去の公演プログラム。当時の思い出と一緒に大切にお持ちいただいていることをとても嬉しく思いました。
以上、歴代「ノートルダム・ド・パリ」プログラムの表紙でした!
ちなみに、通常バレエ公演では有料で販売されている「プログラム」。
牧阿佐美バレヱ団ではいつのころからか、無料で差し上げています!
これは「バレエ公演をもっとたくさんの方に知って楽しんでいただきたい」という思いから。
今回の公演でもご来場時に差し上げます。
「ノートルダム・ド・パリ」のあらすじをはじめ、豪華制作陣のご紹介やダンサー紹介など、鑑賞に役立つ情報満載です。
是非記念にお持ち帰りください。
今年の公演プログラムもお楽しみに♪
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■1分で分かるあらすじ「ノートルダム・ド・パリ」【前編】
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