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「ライモンダ」作品紹介 (3月『プリンシパル・ガラ2021』で上演) <事務局>

本日(1/20)よりメルマガ先行販売を開始した3月公演『プリンシパル・ガラ2021』。

「パキータ」をはじめ、"踊り"を存分に見て頂けるラインナップとなっています。

そもそも「ガラ」とはグラン・パ・ド・ドゥなど全幕バレエで最大の見せ場となる主役やソリストの踊りや小品など、バレエの見どころばかりを集めた公演のこと。

バレエのお話しが分からなくても、踊りの見せ場ばかり次から次へと登場しますのでとにかく踊りを見て、バレエのエネルギーを感じていただけるような、そんな公演になるのでは!と思います。

 

さて、今回はそんな3月公演『プリンシパル・ガラ2021』より、「ライモンダ」をご紹介します。

作品紹介 「ライモンダ」第3幕

演出・振付:テリー・ウェストモーランド(マリウス・プティパによる)

改定演出振付:三谷恭三

音楽:アレクサンドル・グラズノフ

美術:ボブ・リングウッド

 

出演:

ライモンダ 青山 季可(3/13)

ジャン・ド・ブリエンヌ 清瀧 千晴(3/13)

初日は昨年10月「眠れる森の美女」(全幕)で見事主役をつとめ好評を博した青山・清瀧が踊ります。

ライモンダ 中川 郁(3/14)

ジャン・ド・ブリエンヌ 元吉 優哉(3/14)

2日目は注目の中川・元吉ペア!本作では初の主役を務めます!

作品紹介:

「白鳥の湖」「眠れる森の美女」をはじめ、クラシックバレエの代表作を次々と生み出した19世紀の振付家、マリウス・プティパの最後の傑作として名高い「ライモンダ」。中世のお城を舞台に繰り広げられる、美しい貴族の姫ライモンダの恋物語です。

この作品は1898年にロシアで初演され、日本では1979年に牧阿佐美バレヱ団によって初めて全3幕が上演されました。今回は3幕のみの上演です。

 

「ライモンダ」の魅力は、音楽、踊り、衣装に表れる多彩な異国情緒。

特に結婚式の場の第3幕は、ハンガリーのチャルダッシュ、ポーランドのマズルカ、主役と友人8組のカップルによるグラン・パ・クラシック等、華やかな踊りが次々に繰り広げられ、多様なダンスの魅力を一度に楽しむことができます。

 

また、衣装の美しさも必見です。デザインを手掛けたボブ・リングウッドは、ハリウッド映画「バットマン」「AI」など多くの話題作で衣装デザインを行い、牧阿佐美バレヱ団では「白鳥の湖」も手掛けています。牧阿佐美バレヱ団の衣装の美しさはデザイン性だけでなく、シルクやベルベットの本物の生地の質感が、ファンタジーの世界にリアルな輝きをもたらしています。

 

あらすじ

 十字軍時代の南フランス。美しい貴族の娘ライモンダは遠征中の騎士ジャン・ド・ブリエンヌと婚約している。

ジャンの帰還を迎える準備の最中、サラセンの首領アブデラクマンがやって来てライモンダを誘惑し強引に連れ去ろうとするが、ライモンダはアブデラクマンの申し出を頑なに拒む。

帰還したジャンがアブデラクマンを打ち破り、二人は永遠の愛を誓い結婚式を執り行う。

 

流麗で華やかな「ライモンダ」!

最後に上演したのは3年前の2018年。当時はなんと10年ぶり(!)の全幕上演で話題をよびました。

 

『プリンシパル・ガラ2021』の最後を飾る"「ライモンダ」3幕"は全幕バレエさながらに豪華な舞台です。

どうぞお楽しみに!

 

『プリンシパル・ガラ2021』WEBサイトはこちらから

https://www.ambt.jp/pf-principal-gala2021/