初めまして。
新入団員の前田龍生と申します。
3年間のイギリスへの留学を経て、この度牧阿佐美バレヱ団に入団しました。
留学先ではバレエに限らず、コンテンポラリーダンス、ジャズダンス、演劇なども学びました。また、現地で日本では観ることのできない様な様々な種類の舞台芸術を観劇し、また自分もそれに微力ながら関わっていきました。
僕が留学前から特に好きなのが振付家ローラン・プティの作品です。
恐らく初めて僕が観た彼の作品は『若者と死』でしょう。7,8歳の頃あの作品を大きなスクリーンで見て引き込まれそうになった記憶があります。
そんな僕ですが、今まで牧阿佐美バレヱ団の舞台に立たせていただいた経験が2度あります。
1度目が2015年のゆうぽうとホールでの最後の『くるみ割り人形』のフリッツ役です。
そして2度目が2016年の『ノートルダム・ド・パリ』での立ち役です。出演時間は僅か1分もありませんでしたが、厚底のブーツを履き重い衣装を着けあの作品に関わったことは何よりもの思い出です。
今新たな環境の中でこうして活動出来ることが何よりも幸せです。今後とも素晴らしい作品を皆様にお見せできるよう精一杯努めてまいります。
前田 龍生
