ご無沙汰しております。竹村しほりです。
日中はまだまだうだるような暑さですが、日が沈むのが早くなり秋が近づいているのを感じます。
バレヱ団では2週間後に控えている牧阿佐美先生の追悼公演「飛鳥-ASUKA-」に向けてリハーサルをしています。
私は2016年の初演からこの作品に出演させていただいています。
当時は夢中でリハーサル期間を過ごし、あっという間に本番当日を迎えたように思います。
阿佐美先生はどの公演でもコール・ド・バレエ(群舞)からソリスト、主役までリハーサルをご覧になっていましたが、「飛鳥-ASUKA-」に関してはそれまで以上に細かく指導してくださいました。
リハーサルを見ているとき、音楽を聴いているとき、踊っているとき。
ふとした時に「あの時、先生はこんな事をおっしゃっていたな。」と思い出し、その一瞬一瞬が掛け替えのない時間であったと今回のリハーサルを通して改めて強く感じています。
日本を題材にしたバレエ、壮大なプロジェクションマッピングなど見所を上げたらきりがない作品ですが、この作品の私のお気に入りポイントは美しい音楽です。
和を感じさせる音楽が特徴的な第1幕、竜の世界をダイナミックに感じる第2幕。
1幕2幕とガラッと音楽の雰囲気が変わるところにも注目してご覧ください。
ちなみに私が特に好きなのは、第1幕で竜神が初めてすがる乙女の前に姿しパ・ド・ドゥを踊る場面。
私の勝手なイメージですが、神秘的で清らかな雰囲気が竜神とすがる乙女の関係性にぴったりな気がしています。
今回の「飛鳥-ASUKA-」では、公演会場にて限定グッズを販売いたします!
既にTシャツの詳細はバレエ団公式インスタグラムにて発表されていますので、この機会に是非ご購入ください♪
それでは皆さま、劇場でお待ちしております(^^)
劇場アンケートにて、素敵だった場面や音楽を是非教えてくださいね!
竹村しほり